M3-大阪レポ

夏コミ・冬コミは不参加で、M3-2007秋もレポは上げませんでしたのでおよそ10ヶ月ぶりになりますね。
去る3月9日に開催されましたM3の10周年記念特別企画「M3-大阪」に行って参りましたので、全く個人的な話ではありますが書き留めておきたいと思います。
レポ上げるカテゴリが「雑記」というのもアレだなぁなんて思いつつ、雑記の域を出ないのもまた事実。適当でゴメンナサイ。

取り敢えずいつも通り収穫を。

ヒヨコさまの言うとおりッ!(風葉)
輪の唄〜五輪荘のひとびと〜(Gungnir over rev)
さくらいろ改札(Apple*GingerAle/Y2 Project)
philos*sophia(Soranetarium)
飛ぶ。大空。(Soranetarium)
勿忘草(Sigh works)
僕の速度、君の速度(秒速音楽妄想委員会)
華に舞う黒蝶の姫(SYNC.ART’S)
Twin of Tribute(Teadrops)
Mono*Prism(七色ビタミン)
生まれてきてくれてありがとう(M.Graveyard)
autonomia(Annabel)
ABC Project(binaria)
freirinite(CorLeonis)
ほろほろ(ふぇるまーた)
Crystallize(encounter+)
Blue Maiden(encounter+)
コハナとボウの森(encounter+)
福音袋C(Whoopee!records)
はだかの足で走れ(hirahira.net/CLOCK MUSIC)
120円の使い方(Reiche)
図書館ではお静かに。(Reiche)
にちようびのヨーグルト(Reiche)

例によって内容がとても長くなることが考えられますので、別に読みたくないよという方はうっかり「続き」をクリックしないようにご注意下さい。
が、今回は―個人的な話ながらも―ウサギキノコorCLOCK MUSICファンの方にちょっと耳より(?)な情報もお伝え出来るかも知れません。なるべくネタバレしない範囲で。

今回は地元(と言って良いのか微妙ですが)開催の所為か直前まで全く実感が湧かず、ゆるゆるしているうちに時間が迫ってしまい、結局ほぼいつも通りのサークルしかチェック出来ませんでした。残念(´・ω・`)
東京でいつもお世話になっているにぃやが今回は逆にこちらにいらっしゃるとのことで、当日朝もサークルチェックしながら待っていたのですが、にぃやがウチの近くまできていながら漫画喫茶で寝てたとか、にぃやが来てからもギリギリまでwebで視聴していたりして結構慌ただしくなってしまいました。
遅くなったかもと思いながら、それでも1時間前には会場に到着できました。が、既に結構列が出来ていました。100人以上は軽くいたような。初の大阪開催ということで普段以上に予想がつきにくかったのですが、1時間前であれほど多いとは。
程なくしてぞろぞろと10Fへ移動し、再び待機。開会を待ちました。

拍手と共にいよいよM3-大阪幕開け。にぃやにWAVEとReicheをお任せして、まずはE-03,04「binaria&CorLeonis」へ突撃・・しようとしたんですが明らかにルート取りを間違えました(;´Д`) 目的地は会場のほぼ角なのですが、さっさと島の横を抜けてしまえばいいものを、わざわざ壁スペースであるEグループの前の通路を通って行くことに。人多すぎ&通路も決して広いわけではなく一苦労でした。おまけに着いてみると
こちらbinariaさんの最後尾ではございませーん
ナ、ナンダッテー! 誘導に従うと、少し離れた壁際に列が出来ておりました。位置的にE-01「WAVE」の列だと勘違いして並んでいた方もいたようで、なかなかに混沌としておりました。そもそもが準備会もWAVEが一番並ぶと予想してこの配置にしたのでしょうが、今回WAVEは新作無しだった所為か大した混雑ではなく、一方binaria&CorLeonisは特別企画もあったりで開始から大盛況ということで予想外の混乱になったのかと思われます。両方列が出来るよりは良かったかもしれませんが。PiOより若干通路に余裕が無いので、「壁」とは言っても両端以外は殆ど並べるような余地が無いんですよね。いわゆる「お誕生日席」が今回一番余裕があったかもしれません。
そんなこんなでなんとかABCの3枚を手に入れた後、闇雲にEグループの前をうろうろしてCLOCK MUSICスペースを探し、新作マキシをゲット。とにかく一旦人の波から逃げたくて中央の大通りまで抜けると「E-07 encounter+最後尾」が目に入ったので並び、買った後にリストを見てみるとWhoopee!recordsもEであることに気付き、もう何度目か分からない人波に揉まれながら福音袋を買いました。
どう見ても効率最悪です。本当にお疲れ様でした→僕 即売会でのお買い物は計画的に(‘A`)
しかしまだEしか回れていません。
更にA-08「Gungnir over rev」で軽く挨拶しつつ新作を購入。なんと今回船長の胸元が開いていなかったために、探すのに大変苦労しました。何かあったのでしょうか。見て見てー裏返すと目つき悪いのw」は「んなこと言うために夜中に起こすんじゃねぇよ!」とか言いつつも実のところ船長かなりお気に入りだったのではないかと思います(笑) 「できればまた後で遊びに来ます」なんて言いながらスペースを後にして、続いてA-11「Soranetarium」、A-15「SYNC.ART’S」、さらに島へ移ってD-17「七色ビタミン」、C-13「Teadrops」でお買い物です。最初Aの配列がEと逆ということに気付かず逆向きに進んだり、島の何処が01なのか分からずDをほぼ一周したのはココだけの話。てか地図見ろとorz
七色ビタミンではちなさんと思われる方が売り子をされていましたが、CD買うとなんと向こうから握手を求められ、飴を戴きました。サイト見て楽しそうな方だとは思っていましたが、やはり楽しい人でした(笑) 銀さんやっぱり見る目あるなぁ。

予定していた買い物はほぼ終わったところでちょうどにぃやから連絡が入ったので、一旦部屋の外へ出て休憩がてら戦利品を確認したり。「やー暑いッスね」「結構疲れましたね」「おなか空きましたね」とか(ぉ

休憩もそこそこに再入場。にぃやはまだ他にいろいろ見て回りたいとのことで、僕の方は念願のぺーじゅんさんにご挨拶へ。しかしCLOCK MUSICへ行ってみると、スペース内に人はいるものの、ぺーじゅんさんらしき人はいません。スペース前で立ち話してる人はいるけd…アッー! 通り過ぎるまで気づかなかったんですが話し相手はWAVEのRioさんでした(爆) Rioさんはその後すぐ何処かへ行かれましたが、これは間違いあるまいと意を決して話しかけてみました。
「…すみません。CLOCK MUSICのぺーじゅんさんでしょうか?」
「あ、はい。そうです」
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
「Ezoと申します」と名乗るとありがたいことにすぐ分かっていただけて、色々と楽しいお話ができました。
ええ、本当に色々と。正確な時間は定かではありませんが、多分1時間半くらいは話していたのではないかと思います。我ながら驚きです。というか長々居座ってすみませんorz
1時間半も話しておりますと話題がもう様々なところへ飛びまして、どれもこれも楽しかったのですが全部書いているときりがないというか書こうにも記憶があやsゲフンゲフン
えー、思い出しがてら適当に分類してみましょうか。時系列は滅茶苦茶です。
●愉快な仲間たち
・茶太りんは超早寝早起き
・癒月さんは体育会系
・ハルミさん(iyuna)は酒乱
などなど、関わってる音屋さんとかのお話もちらほら出ました。ハルミさんはお会いできませんでしたが、多分もう少し後で会場にいらしたのだと思いますが、その日もやはり楽しく飲まれたようです(笑
●茶太りんの発言
・「ウサギキノコを過信してはいけない」
・「じゃあ脳内コミケで!」
「脳内コミケ」はパンダ祭りでのことだそうです。「茶太りんソロライブ激しく希望」的な話もして、「そのときはやっぱり茶太さんのMCも欠かせませんよね」とのご意見に激しく同意したり。
・「ぎょーざっ、ぎょーざっ♪
・「Rainが好きってことは、NEETの素質がありますよ」
ぺーじゅんさんも【Rain】はお気に入りとのことで個人的に大興奮(゚∀゚)で歌詞がとかサビがとか好き勝手喋っていたような(ォィ 聞くと【Rain】は最初もっと直接的で鬱な内容になる可能性があったそうで、もうそれはNEETっていうかホームレs(ry
ちなみにどれもぺーじゅんさんから聞いた話で、茶太りんが来ていたわけではありません。
●ハチクロ
・女々しいの良いよ女々しいの
『CLOVER SONGS』を聞いてハチクロ全巻買った人間としては触れないわけにはいかないわけで(ぉ
竹本くんとか山田さんとか堪んないッスよね的なことを話したような気がします。ハチクロイメージアルバムを作る段になったとき「ぺーじゅんさん少女漫画とか読むんですか。女々しいッスね」と言われたらしいのですが、男二人して「女々しいの良いですよね!」「女々しいの大好き」とか言い合ってました。今まで思い当たらず、一番近い感覚として「切ない」という表現を多用していたのですが、「女々しい」というのは実に的確だと気づきました。僕自身女々しいですし。言われてみれば【Rain】も【片想い】も【駿太】も実に女々しいですよね。女々しい音楽万歳!茶太りんやぺーじゅんさんにはこれからも是非女々しい作品を世に送り出していただきたく(ォィ
・イメージアルバム
そんなハチクロの女々しさを素晴らしく表現している『CLOVER ALBUM』なんですが、まさにその製作中にハチクロがアニメ化されたりで複雑な心境だったそうで。音楽がついてしまっているものに対してイメージアルバムっていろんな意味で難しいですからね。で、ハチクロの羽海野チカ新作のことを教えていただいたのですが、こちらも読んでいると創作意欲をかき立てられるそうで、今度は先を越されないように?祈っております(笑
●陶芸作家ぺーじゅん
・ウサギキノコ時計大量生産計画
陶芸OFF
冬コミでの衝撃的新作『ウサギキノコ時計』についてもお話を伺うことができましたが、やはり相当苦労されたそうで、メイキングで書かれていた苦労もごく一部に過ぎないのだと思い知らされました。金銭的にも大変コストのかかるもので、実質制作費は頒布価格の軽く3倍以上なのだとか。「今後も陶芸の傍ら音楽も作っていきたいと思います」(←ちょw)とのことで、時計の反省を生かしつつ、焼き物のグッズを作っていかれるそうです。その際「ウサギキノコを焼き物で作るとしたらどんなものが良いか」ということを聞かれ、「やはり時計のようなものが誰にでも受け入れられやすいのではないか」と申し上げたのですが、時計製作には前述のとおり高いハードルが立ちはだかります。Rioさんと「陶芸OFFしたいね」と話していたという話から、欲しい人は陶芸OFFに参加して自作すればいいんじゃね?とかいう冗談(でなく本気だとしたらそれはそれで非常に楽しみですが)も言いつつ、真面目な話、欲しい人が多数いるなら頒布も可能かもしれないとのことです。ただ未知の領域ということもあって売れるのかどうか不安ということで、「一度アンケートでもとってみてはどうでしょう?」と提案してみたりしましたので、もしかすると今後CLOCK MUSICの方で何かあるかもしれません?或いは欲しいと思う人は「ここにいるよ!」とアピールしてみるとか。どちらにせよプレッシャーになるといけないのであまり強くは言えませんが。
単なるアンケートとしてならウチで非公式にやっちゃうのもありかなーとも思っていたり。その場合一番の問題はこんなところ見てる人がどれだけいるんだかということですが(汗
●音楽の話
・ぺーじゅんさん=青春もの
・ぺーじゅんさん=ストリングス
というイメージがついてしまっているらしいです。ご本人いわく「そろそろ青春じゃないのを…」だそうですが(笑
例えばJazzっぽい曲を作りたくても、ヴォーカルじゃないのって聴いてもらえるのかなという不安もあるそうで。そう言えば僕もぺーじゅんさんの完全なinst曲ってゲームのBGMくらいしか知らないような。是非聴きたいですね。時計の話にしてもそうですが、作る側も結構手探りなんだなぁと思いました。
取り敢えずヴォーカルアルバムの中に数曲混ぜてみるとか如何でしょ?
犬猫?
みみずのうたRemix
・茶太りんは鬱CDが作りたくて仕方ないらしい
などなど今後の音楽製作に関係ありそうななさそうな?お話も聞くことができました。メジャーでも夏までリリースが続くようですし楽しみですね。
・ボーカルや弦の録音
今度のM3-2008春でサークル参加されるという方がいらしていて、おこぼれで生音の録音についてのお話などが聞けました。ぺーじゅんさんの楽曲の豪華なストリングス等は音大のご友人に協力してもらっているのだとか。すごいなぁ。
●その他
ウチのサイトの話とか、「blogって何書いていいのか分かりませんよね」なんて話もしました。ORBITAL MANEUVERを題材にした演劇を見に行くという話もしましたが、まさに今その件で秋葉原の”喫茶店”です。
第一印象は爽やか青年という感じでしたが、話をしてみるとそれだけではなく面白い(人間的な意味で)人なのだと気づきました。想像以上に、俗っぽいというと語弊があるかもしれませんが、飾らない魅力と言いますか。…正直ここまでぶっちゃけた話ができるとは思わなかったというか(ぉ これ以前の僕のように公式のblogくらいからしか想像がつかない方は是非一度直接お会いしてそのギャップに萌えると宜しいかと(待て

そんなこんなで長々ご迷惑をおかけしたCLOCK MUSIC前を離れ、上映スペースで待ちくたびれたにぃやと合流し、そろそろ時間的に微妙になりつつあったのですが「ぐんぐに寄っていきませんか?」ということで再びGungnir Over Revスペースへ。「大阪まで来てもなんかいつものメンツだなオイw」とか言いながら、船長と大江戸の島村さんの漫才を観賞してからお暇し、僕らのM3-大阪は終了となりました。
できればRioさんにも一言ご挨拶できたらと思っていたのですが、どうもそのころは会場にいらっしゃらなかったのか姿が見当たらなかったので諦めました。ぺーじゅんさんと話しているときに、荷物を抱えて何処かへ行かれるのを見かけたので会釈だけはしたのですが気づいていただけたか…。あのまま出掛けてらしたのでしょうか。また春のM3ででもお会いできればと思います。
その後にぃやと日本橋を観光した後帰宅。途中に寄ったミスドでにぃやが謎のご老人に証券取引を教授されるというレア過ぎるというイベントも発生したりで僕としては見ているだけだったので面白い日でした(ぉ

あとがき。
まさか秋葉原の漫画喫茶で書き上げることになるとは思いませんでした(苦笑)例によって、というかいつも以上にgdgdで申し訳ありませんがこれでM3-大阪レポとさせていただきます。てか長ぇー
M3-2008春はまだ分かりませんが、できる限り参加したいです。正直ぺーじゅんさんともまだ話し足りな(待て
その前に、今夜の演劇の感想をUPすることになるかと思います。で、できるだけ迅速に・・orz
最後に、当記事の大半を占めることとなった(ぉ)お話に大変長らくお付き合いいただいたぺーじゅんさんに再度お礼申し上げます。ありがとうございました。ソレっぽいところはうまく”忘れた”つもりなのですが、もしマズイこと書いてたりしたら仰ってください。公開してから言うのもアレではありますがorz

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2 Responses to “M3-大阪レポ”

  1. ぺーじゅん より:

    超長文レポ、お疲れ様ですw
    大阪では色々お話出来て楽しかったです。
    長い時間、引き止めちゃってすみません。。。
    春M3へ来られた際は、また声かけてもらえると嬉しいです。

  2. Ezofurpine より:

    いえいえ、そちらこそ超長文にお付き合い頂き大変お疲れ様です。スクロールするだけでも大変なお手間だったことでしょう。申し訳ありません(;´Д`)
    大阪ではとても楽しい時間をありがとうございましたー!
    あちこちから引っ張りだこのぺーじゅんさんを僕のような暇人が1時間半も拘束してしまったあたり大変申し訳ないというか、僕は当分背後に気を付けて生活したほうが良いのかも知れません(ぇ
    5月の東京も懲りずに是非伺いたいと思いますので(ぉ)よろしくお願いします。「新作」楽しみにしておりますよw

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