発表は今朝あったそうなので僕などはだいぶ遅くて、きっと皆さんご存じの方が多いかとは思いますが、WAVEのRioさんが亡くなられたそうです。
以下、どうせ長くなるので僕の話は続きに格納するとしまして、この記事を見て知ったという方は↑のWAVE公式サイトをご覧になるのが良いかと思います。
つい先ほど知ったのですが、実感があるとか無いとかより、なんだか恐怖に近い感覚で、頭がぐらぐらしています。ということは実感があるということなのでしょうか。よく解りませんが。
この記事のタイトルを付けるのに数分迷いました。ご冥福をお祈りしてしかるべきなのですが、どうにも心からそういう感じが致しません。申し訳ないことに僕は大変身勝手な人間であるようで、死後もお幸せになどという前向きな言葉は出ず、何故逝ってしまったのかと、何故Rioさんは死ななければならなかったのかと、理不尽に思えて、何に対するとも分からない憤りのような、泣き喚きたいような感情で一杯です。
先日祖父が亡くなったときも、こういっては祖父に失礼ですが、割と冷静であったと思う(まあ大往生で祝いこそすれ悲しむことはないというのもありましたが)のですが、我ながらここまで動揺するとは。涙こそ流れませんが、どうにも指先と眼の感覚がおかしくて、焦点が合わないような、今打ち込んでいるのも変な感じです。
悲しいとかだと分かりやすくて良いんですが、凄くいろんな事を考えてしまってどうにもよく解りません。以下「いろんな事」が続くような気がしますので話があちこち飛んでしまいそうですが、元々読んで面白いものでもなければ読んで貰うためのものでもないのでお許し頂きたいと思います。
Rioさんが更新出来ないというのは、そのいくらか前の記事でネット回線がどうとかで、きっとその関係だろうと思っていました。それだけだろうと。思えば不自然ではありましたね。まったく今更ですが。たまにはMorriganさんの更新というのも面白いなぁなんて笑っていました。気楽なものですね。
一つ前の記事で「トラブル」が特殊な事情ということでしたが、いくらなんでもそんなこと全く想像していませんでした。何の意味もないことですが、『活動やめます!』であってくれた方がずっと良かったと思います。僕は。全く勝手な意見で、Rioさんには怒られそうな言い分ですけども。
VOIのblogの昨日の記事も、思えばこのことだったんですね。タカハシさんのことだから、てっきり製作絡みで面白いことでもあったのかと思っていました。本当に気楽ですね。
春のM3はWAVE自体欠席ということでお会い出来ず、大阪のM3でもお話しすることなく、昨年秋くらいまで遡ることになるでしょうか。大阪の時にどうして行かなかったのか悔やまれます。そんなこと予期出来るはずもなく、そんなこと予期したくもないわけですが、もうRioさんとお会い出来ないのだと思うと寂しくて悔しくてなりません。
M3欠席を聞いて「WAVEのお二人とも、割と病弱っ子属性なのに無茶しますからねぇ」なんて笑っていたことが思い出されます。もしかしたら本当に笑い事ではなかったのかもしれません。亡くなられた経緯については、少なくとも今は詮索すべきでないと思いますし、しようという気もありません。気にならないというと嘘になりますが。今はRioさんの為に無茶してでも『Songs.』をなんとかしようと頑張っているMorriganさんが少し心配です。ああ、後でメールでも出そうか。意味があるかは分かりませんが。
どうなるかまだ分かりませんが、場合によっては無理矢理C74に行くかも知れません。10日後くらいに大学院入試なのでホントどうなる分かりませんが、CD買いに行くつもりじゃなくて、2日目をターゲットに日帰りならなんとかなるような気もします。でも僕なんかが行くべきなのか、行って何か意味があるのか、ただの自己満足ではないのかという迷いもまだあるので、どうなりますかね。
とりとめなく書いていたらいつの間にか2時間くらい経っていました。ちっとも「つい先ほど」ではなくなってしまいました。いつもながら遅筆ですね。
おかげか、いくらか落ち着いてきましたが、やはりなおも潔く「ご冥福をお祈り」するような気にはなれないようです。なんて未熟な人間でしょうか。
今夜はもう少し色々考えようと思います。
信じられない、という言葉しか出てきませんでした。私はエゾさんの後ろでRioさんとの会話を聞いていたぐらいの関係で、それでもRioさんの人の良さはものすごい伝わってきておりました。ブックレットなどの凝り様からも本当に音楽が好きでこだわりを持っていらっしゃって・・・。数える程しか出会えませんでしたが、人として尊敬しておりました。あの方のように、こだわりを持って同人活動を出来ればよいなと思っておりました。
何かもう言葉が思いつきません。ただただ寂しい、悲しいという感情しか出ません。
ご冥福をお祈り致します。
創作者としても大変素晴らしいと思っていましたが、何より人間的に大好きでした。
様々な意味で貴重な人でした。しかしそんなことに関係なく、ただただ残念です。